3年連続M-1グランプリ 準優勝!
という偉業を果たしたのが
皆さんご存知『和牛』のお二人です。
その芸術作品とも呼べる
作り込まれた構成の漫才で
老若男女問わず
大勢の人を爆笑させます。
今年は絶対和牛が優勝や!
と思ってもなぜか2位なんですよね。
今回は、和牛のプロフィールと
なぜ3年連続で2位なのか?
ということについて
ご紹介していきたいと思います。
目次
和牛とは?
コンビ名:和牛
コンビ結成:2006年(13年目)
メンバー:水田信二、川西賢志郎
所属事務所:吉本興業
主な大会成績:M-1グランプリ2016、17、18準優勝
水田さんのへりくつボケと
川西さんの上品なツッコミで
精錬されたネタを
さらに高い笑いにしています。
昔は水田さんを生かした
へりくつ漫才を軸にしたもの
が多かったですが
最近では伏線回収ネタや
川西さんのキャラを立たせるネタなど
幅広くチャレンジしています。
連続M-1準優勝を果たした3年間も
毎年、前年度とは全く異なる漫才をするなど
その職人気質なネタ作りも魅力的です。
和牛のメンバープロフィール
和牛 ボケ担当: 水田信二
芸名・本名:水田 信二(みずた しんじ)
年齢:39歳(2019年9月現在)
生年月日:1980年4月15日
出身:愛媛県伊予市
血液型:O型
身長:167センチ
和牛のボケ担当。
小太り体型で蝶ネクタイがトレードマーク。
また、潔癖症です。
芸人を目指す前は
プロの料理人という経歴を持つ
ボケ担当の水田さん。
高校卒業後は
神戸の調理師専門学校に通い
調理師免許を取得します。
その後、約7年もの間
有名洋食店で修行した経験も持っており
この経験を生かして料理芸人としても
数多くのテレビに出演しています。
和牛 ツッコミ担当: 川西賢志郎
芸名・本名:川西 賢志郎(かわにし けんしろう)
年齢:35歳(2019年9月現在)
生年月日:1984年1月29日
出身:大阪府東大阪市
血液型:O型
身長:170センチ
上品なツッコミで女性ファンの多い
ツッコミ王子、川西さん。
高校、大学とラグビー部に入っており
漫才のネタにもラグビーネタが
使われることが多々あります。
川西さんが水田さんと出会ったのは
BKBでお馴染みの
バイク川崎バイクさんの
紹介だったそうです。
実は、同じ大阪NSC26期生だったのですが
2人ともお互いの存在を知らなかったのだとか。
まぁNSC入学者は
毎年500人以上いると言われてますし
1年で全員と顔見知りになるのは
無理でしょうね。
和牛はなぜM-1グランプリで準優勝・2位だったのか?考察
毎年優勝候補と名高い和牛ですが、
準優勝3年連続中と
最早M-1ジンクス状態と
なってしまっています。
なんで優勝できないの?
と思ってる方は多いと思いますが
私は割と納得いってますw
和牛がおもしろくない。
というわけでは決してなく
和牛が一番面白かったが
あの状況ではしょうがないw
という感じなんですよね。
ということで、
和牛がなぜ準優勝だったのか
M-1グランプリ2016から2018まで
考えていきましょう。
M-1グランプリ2016考察
M-1グランプリ2016 FINAL結果
優勝 銀シャリ
準優勝 和牛
3位 スーパーマラドーナ
この時の優勝者は銀シャリでした。
これはシンプルに
銀シャリが面白かったと言えましょう。
和牛も面白かったですが
銀シャリのネタは『言葉の語源』。
和牛のネタは『都会の祭り』。
和牛はへりくつ漫才をベースとした
伏線や構成力が際立ち
銀シャリはわかりやすさを重視した
言葉遊びと例えツッコミが印象的でした。
結果、
『幅広い年齢層にウケる
わかりやすいネタをやった』
銀シャリにやはり軍配が上がった
と思います。
まぁこの年は
和牛は初決勝進出準優勝!ですので
そこまで不思議ではないと思います。
事件が起こったのは
次の2017年です!
M-1グランプリ2017考察
M-1グランプリ2017 FINAL結果
優勝 とろサーモン
準優勝 和牛
3位 ミキ
優勝はとろサーモン。
これは私も絶対に
和牛が優勝!だと思いました。
しかし、結果は
僅差でのとろサーモンの勝ち。
私が思うに、この時の敗因は
『審査員のとろサーモンへの感情移入』
だと思います。
とろサーモンが
ラストイヤーでM-1初出場。
ということもあり
審査員数人の番組でのコメントも
明らかに偏っていました。
私はとろサーモンも昔から好きで
エンタの神様とかで
良く笑わせてもらいましたが
正直決勝でのネタは
お客さんの反応を見ても
明らかに和牛の勝ちでした。
お笑いファンとしては歯がゆいですね、、、
しかしM-1は運も実力のうち。
審査員の同情をぶっ飛ばすほど
圧倒的な差をつけられませんでした。
とろサーモンの予選ネタは
最高におもしろかったですもんね。
決勝まで上がったらもう勝ちです。
しょうがないと思いましょう。
M-1グランプリ2018考察
さぁいよいよ和牛3年目のM-1。
三度目の正直か、
二度あることは三度あるのか、
大注目の大会でしたね。
結果は以下の通り。
M-1グランプリ2018 FINAL結果
優勝 霜降り明星
準優勝 和牛
3位 ジャルジャル
優勝は霜降り明星。
SNSなどでは、
なんで和牛じゃないのか。
霜降りおもんない。
など審査員が叩かれるほどの
炎上っぷりでした。
しかしこの時!
リアルタイムで見ていた私は
あ、霜降り明星勝ったな。
と思っていたんです。
その理由はズバリ、
『順番とボケの数』です。
決勝での順番は
ジャルジャル、和牛、霜降り明星
さらにボケの数は
和牛 < 霜降り明星
(ジャルジャルは計測不能)
だったんですね。
すなわち、
M-1ラストで最高に温まって
笑いのツボが浅くなった観客に
最も多くのボケを放ったのは
霜降り明星だったわけです。
決勝のネタだけで勝負をしたら
ネタのクオリティ、構成力で
確実に和牛が勝つでしょう。
しかし、あのM-1決勝の場には
圧倒的ボケ数と勢いのある
霜降り明星がいました。
私も実際に見ていて
単発の大爆笑は和牛でしたが
ずっと爆笑していたのは
霜降り明星でした。
これは霜降り明星が持ってったなぁ
と思ったわけです。
優勝でネタの質より数を重視していれば。
相手が霜降り明星じゃなければ。
負けはしましたが
和牛がもっと面白くなって帰ってくる!
と考えると
あながち嫌ではないのは
私だけでしょうかw
まとめ
今回は、若手最実力漫才コンビ
和牛についてご紹介しました。
今年のM-1ではどんなドラマがあるのでしょうか。
非常に楽しみです。