前回の記事の続きです!
本記事では、このM-1グランプリ2020の
Finalラウンドのネタ動画とその感想についてまとめました。
感想は個人的な解釈ですのであしからず。
目次
M12020ファイナリストFinalラウンドのネタ動画と感想まとめ

Finalラウンドに残ったのは、
おいでやすこが、マヂカルラブリー、見取り図!
想像以上の混戦でした。
1. 見取り図 2票 最終3位
FINALラウンドトップバッターは予選3位の見取り図!
ネタは『生まれ故郷』。
これぞしゃべくり漫才!というような綺麗な漫才でした!
まず、構成がえげつないくらい綺麗。
〜1分が生まれ故郷の話
1〜2分が大阪のいいところ
2〜3分が地元のディスり合い
3〜4分が大阪vs岡山
という1分で綺麗に分けられた完璧な構成。。。
さらに、話の変わる合間にドアカバー、十字架、便座カバーと全く関係ないボケを挟むことで話の区切りをちゃんと明確にしてわかりやすくしている。
ドアカバーと便座カバーの被せの間に十字架を入れたのもよきですよね〜。
すごすぎるとしかいいようがないですw
FINALの結果はおいでやすこがと2票同率、予選の得失点差で3位。
正直、見取り図がでた段階ではもう優勝が決まってしまったのではないかと思いましたw
審査員は見取り図の漫才好きな人が多そうですし。
今回聖騎士は魔物を倒せませんでした。
来年は1番の優勝候補ですね。
2. マヂカルラブリー 3票 最終1位
続いては、マヂカルラブリー!
ネタは「つり革」。
後の漫才論争に発展する、色んな意味で話題となったネタですw
なんと今回のネタはマヂラブの本骨頂である「天丼」を封印したネタ!
ひたすらにふざけ続ける野田さんを村上さんが突っ込み続けていましたねw
つり革になにがなんでも捕まりたくない、というだけのネタなんですが、
おふざけの幅がボケメーターを振り切っていて
「なにを見せられているんだw」ともう笑わずにはいられません。
しかも野田さんは一切村上さんと掛け合いすることなく動き回るw
ほんとにブチ抜けたギャグ漫画を見せられている気分でしたね。
見事優勝をもぎとりました。
3. おいでやすこが 2票 最終2位
ラストは予選第一位の「おいでやすこが」!
ネタは「ハッピーバースデーソング」。
予選と同じく歌ネタ漫才でした。
今回も小田さんがキレッキレでしたw
ネタは、ずっと歌いっぱなしのこがけんさんに小田さんがキレまくるという内容。
直前にやっていたマヂラブのスタイルと少し重なってしまったのでインパクトはかけましたね。
ですが、予選と違ったのはこがけんさんもかなり熱が入っているという点。
ブチギレた小田さんとハイテンションに歌うこがけんさんのギャップが面白いw
また、小田さんがブチギレるということをお客さんたちが知っているので、
冒頭の長いネタフリが抜群にハマっていました。
さらに、地獄へ堕ちろ!!!やジュークボックスか!!!などのパワーワードツッコミが多かったのも印象的でしたね。
3組見終えて、私はおいでやすこがが優勝だと思いましたw
決勝は見ているお客さんたちがもう十分にあったまっていますからね。
個人的にもう決勝は勢いでボケまくった方が勝つと思っています。
実際、おいでやすこがはめちゃくちゃ笑いましたw
見取り図は最強構成、
マヂラブは突き抜けバカ、
おいでやすこがはブッチギリ勢い。
三者三様の戦いを制したのは見事マヂカルラブリーでした!
贅沢な戦いでお腹いっぱいですw
漫才論争についての個人的見解

ということで、問題となった
「マヂカルラブリーのネタは果たして漫才なのか?」
についての個人の見解を述べていきたいと思います。
個人的にあれは「漫才である」と思います。
漫才は大きく分けて3つあると思うんですよね。
①2人であるテーマについて語るしゃべくり漫才、
②2人でコントの世界に入る漫才コント、
③1人だけがコントの世界に入る上記2つの中間。
で、しゃべくり漫才を「漫才らしい漫才」とした場合、
漫才らしさの順位は、
① > ③ > ②となると思います。
そして、マヂカルラブリーの漫才は
野田さんがコントに入って、村上さんがそれにコント外から突っ込む③。
なので、マヂラブのネタを漫才ではないとすると、
冒頭から漫才コントに入る「サンドウィッチマン」や「和牛」の一部のネタなどは
漫才ではない、となります。
まぁ2人のしゃべりの掛け合いを漫才だとするのなら、
野田さんが全く村上さんに話しかけない「つり革」のネタは漫才ではないとなりますね。
と、その人の中にある漫才の定義によって漫才かどうかが変わるんですね〜
これはもう、自分の好きな異性のタイプを他人に押し付けるようなもんです。
つまり、私にとってはこの漫才論争は論外ですね。
色んな考えがあるから色んな面白い漫才が生まれると思います。
いいじゃない、色んなスタイルがあってもね。
まとめ
今回は、3記事に分けてM-1グランプリ2020の感想を語りました。
ほんとに、ただの一般人お笑いファンの戯言だと思ってくれたら助かります。
いや〜、今年も面白かった。
すでに来年が待ち遠しいw
本当にマヂカルラブリーさんおめでとうございます!